LAMBDA 関数とユーザー定義関数
2022年2月、Microsoft 365 版の Excel に、「LAMBDA関数」とそれに関連するいくつかのヘルパー関数が導入されました(「LAMBDA」は「ラムダ」と読みます)。
今回のアップデートは単に、また新たな関数の追加された、だけにはとどまりません。
Excel 数式を完全なプログラミング言語するための数式言語仕様の拡張が行われました。
その意味するところは、VBAを使わなくても、数式だけで独自の関数(ユーザー定義関数あるいはカスタム関数とも)を作れるようになったということです。
今後、LAMBDA関数を活用すれば、これまでどんどん複雑になりがちで管理が面倒だった Excel シートの数式が、セルにベタ書きではなく、独自関数として機能や仕様ごとに整理できるようになります。 これで、数式の作成や修正、動作確認・検証、再利用等といった管理や取り回しをだいぶやりやすくできるような見込みができたのです。
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