階層構造を表現した罫線を引くマクロを紹介します。
階層罫線とは
一般に何と呼ばれているのか知りませんが、ここでいう「階層罫線」とは以下のような罫線の引き方をイメージしています。
【シンプルタイプ】
【カスケードタイプ】
一覧表などで、項目名に大項目・中項目・小項目のような階層構造があるときに、上の行と同じ項目名は空白にして、項目のグループ関係を分かりやすくする事があります。
そのとき、項目の階層の区分けに従って引き分けた罫線を「階層罫線」とここでは呼ぶことにし、上図の2パターンを考えます。
確かに階層罫線を使うと、見る方は分かりやすくていいですが、メンテナンスする方にしたらかなりの面倒です。
手作業でも、最初の一度だけならある種の達成感もありますが、項目の追加削除があるたびに罫線の補修まで強いられるのはとてもガマンできません。
ちなみに、さらに階層によって色分けしたり、セルを結合してタテ中央に寄せにしたものもみることがありますが、今回はパスします。
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