不要な Excel ファイルを素早くごみ箱へ捨てる方法を検討します。また、開いている Excel ファイルを自動的に閉じてゴミ箱へ移動するマクロのサンプルプログラムを公開します。
増殖する Excel ファイル
Excel は油断していると要らないファイルがどんどん溜まりますね。
「マイドキュメント」フォルダには「Book123.xlsx」のような連番や「○○コピーコピーコピー.xlsx」とかいう謎のファイルが大量に増殖しています。
「デスクトップ」には受信メールの添付 xlsx ファイルや ZIP 解凍した xlsx ファイルなどが散在しています。
Web ブラウザや SNS アプリからダウンロードしたファイルもどこかに保存されていて、閲覧する度に「資料 (2).xlsx」 といった連番が知らないうちに増えていきます。
不要なファイルは削除すればいいのですが、問題は、そのファイルを捨てていいのかどうか、開いて確認してみないと分からないことです。
ファイル内容を見て、「あ、これゴミだ」と思っても、それを閉じてから保存先のフォルダを探しファイルを探して削除するというのも手間で、なにかと後回しになりがちです。
後で溜まった古い Excel ファイルをいっぺんに整理するにしても、まとまった時間が必要です。
そもそもダウンロードした資料やメールに添付された報告書なら、オリジナルがサーバに保存されていて何時でもまた取得できるので、取っておく必要さえありません。
そのようなファイルは見終わったらすぐに削除する習慣を身に付けておきたいものです。
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