Excel シートのテキストデータの全角・半角文字を変換・置換する手順と、それを自動化するマクロを検討します。
全角文字と半角文字
日本語の文字コードには歴史的経緯のためか、英数字・記号・カタカナの文字に全角と半角の2種類の文字種があって区別されます。
説明文などのテキストデータで全角・半角が統一されていないのは見苦しいだけでなく、文書の信頼性が問われます。
またデータとしても、システムによっては両者を区別しなかったり、どちらかに自動変換(正規化)されることもあるのですが、基本的に、全角と半角が混在していると何かとトラブルの元になりやすいです。
半角カタカナは最近使われなくはなってきていますが、かつては印字スペースの節約のためにも使われ、今でもレシートや通帳の印字でよく使われています。
Excelで半角カタカナを使う理由は無いはずなのですが、古いシステムとの連携データ作成などでまだ需要は残っているようです。
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