今回は、シートの最下行に飛ばされずに表の内部だけの列選択をする方法を調べます。
また、選択ジャンプが表の境界セルで止まるよう設定するマクロを作成します。
シートの果て
Excel シートには何行まであるのか知っていますか。
答えは1048576行です。
なぜ知っているのかというと、しょっちゅうそこまで飛ばされているからです。
何かのタイミングでタイプミスをすると、シートの最果ての底の行に飛ばされることがあってイラッとします。
続きを読む今回は、シートの最下行に飛ばされずに表の内部だけの列選択をする方法を調べます。
また、選択ジャンプが表の境界セルで止まるよう設定するマクロを作成します。
Excel シートには何行まであるのか知っていますか。
答えは1048576行です。
なぜ知っているのかというと、しょっちゅうそこまで飛ばされているからです。
何かのタイミングでタイプミスをすると、シートの最果ての底の行に飛ばされることがあってイラッとします。
続きを読む今回は、Excel のワークシート管理に役立つ(かもしれない)マクロをいくつか公開します。 シートへのハイパーリンクを活用して、シートの一覧、追加、名前変更、複製、並べ替えなどを実現しています。
Excel はシートを管理する機能が貧弱でしかも使い勝手がよくありません。
ワークシートの追加、削除、複製、移動、シート名の変更など、基本操作はシートタブから個別に行うことはできるのですが、手作業で整理するのは煩雑でイライラします。
ワークブック内のシート全体に対して一括で管理するような機能がないのはなぜなのでしょうか。 本来なら、リボンにシート管理用の「シート」タブがあってもいいくらいの重要な機能だと思うのですが、まあ、文句を言っても仕事は終わりません。
シート管理的に効果的なショートカットや裏技があるのではないかと色々調べたのですが、調べても調べてもマシな方法が見つかりませんでした。
もうそこは諦めて、シート管理用のマクロをいくつか作成することにしました。 まとめて今回公開することにします。
マクロを使われない方には、今回お役立ち情報がなくてすみません。
続きを読む今回は図形を繋ぐカギ線コネクタが微妙にズレるのをまっすぐにする方法を調べました。 またコネクタのズレを真っ直ぐにするマクロを作成します。
Excel でもちょっとした図を描きたいことがままあります。
「図形」に用意されているオートシェープやコネクタを使えば、フローチャートなど手軽に描けると思うのですが、 これがまたクセがあってなかなか思い通りになりません。
中でも、「カギ線コネクタ」が、真っ直ぐになるはずのところで微妙にズレてしまうという問題には、本当に困ったものです。
「配置」>「左右の中央揃え」コマンドなどで中央揃え済みのハコの並びを、カギ線コネクタで繋いでいった時に、中心線となるべき線がなぜか直線にならず、微妙な段差の入った、しかも半分ぼやけた線になるのです。
図形の座りのせいかと、ハコのほうの位置や大きさをちょっとずつずらしてみたりしますが、行ったり来たりするだけで、どうしても真っ直ぐになってくれません。
これをコネクタの「ちょいズレ」問題とでも呼んでおきましょうか。
みなさんはこの「ちょいズレ」があっても、許容できますか。
筆者的には、到底、許し難いことです。
続きを読む今回は Excel から少し離れますが、関連する話題として、今日の日付をテキストで簡単に取得する方法を調べます。 ファイル名に日付を追加するときなど、思い立ったらサクッと入力できるようになりたいです。
最近、ファイル名に YYYYMMDD なんか付けたりしていますか。
YYYYMMDD 形式というのは、日付を使った番号の付け方の一つで、YYYYは西暦、MMは月、DDは日から来ています。 たとえば「2019年1月23日」なら「20190123」となります。 昔はよくこれをファイル名に追加して、ファイルのやり取りやバージョン(版)管理をしていたものです。 さらに時刻まで細かく表した YYYYMMDDHHMMSS 形式なんてのもあります。
クラウドやファイル管理が便利になった現在、とっくに廃れた習慣のはずでしたが、なにか最近、また復活してきているような気がします。
どうも、「チャットワーク」や「Slack」といったビジネスチャットツールが一般的になって、チャネルにファイルなんかも気兼ねなくバンバン投げ合うようになったのが一因ではないか思います。
そうだとしても、ファイル名に手打ちで日付を入力するというのは、そのスピード時代にそぐわない非効率な作業です。 特にテンキーのないノートパソコンなどでは数字を素早く打ち込めずにイライラします。
日付ぐらいサクッと取得する方法はないものでしょうか。
続きを読む今回はデータの組み合わせの作成方法を探る前回記事の続き(2/2)です。 Excel 2016 の場合の「データの取得と変換」を使う方法を紹介します。 また、組み合わせを自動生成するマクロも公開します。
Excel 2010 や 2013 をご使用の方は、前回の記事をご参考にして下さい。
【追記 2021/09/13】 本記事の内容よりもお手軽なバッチとクエリも用意しましたので以下記事もお試しください。 www.shegolab.jp
【追記 2022/04/25】 VBS版 と PowerShell 版も作成しましたのでお試しを。
Excel 2016 以降なら新機能の「データの取得と変換」(または「取得と変換」)が使えます。
「データの取得と変換」には高度なデータ加工をサポートするために、データベース並みの様々なデータ結合形式が用意されています。
ところが、またここでもなぜか、肝心のクロス結合機能がありません。
以下に紹介する手順は、「データの取得と変換」によるデータ加工機能を駆使して、結果的にクロス結合と同等の組み合わせデータを生成するものです。
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